野鳥を観察するための「双眼鏡のつかいかた」を解説します。
双眼鏡はのぞき穴が左右にひとつずつついています。のぞき穴からのぞくと、目で見るより、モノが大きく見えます。
野鳥は近くに寄ると逃げてしまいます。双眼鏡を使うことにより、遠くから野鳥を驚かせずに、そっと観察できます。
- 野鳥に興味を持ちはじめたひと
- 野鳥観察をはじめたいひと
双眼鏡のつかいかた
双眼鏡でうまくモノを見るには、双眼鏡の各部の調整が必要です。
- 目の幅
- ピント
各部を調整することで、野鳥をくっきりと見やすく観察できます。
目の幅を調整する
目の幅は人によって異なります。
双眼鏡には、目の幅を調整できる機構がついています。双眼鏡を両手で持って、持ち手の間隔を広げたり縮めたりすることで、目の幅を調整できます。
ピントを調整する
双眼鏡にはピントの機構がついています。
ピント機能は、見たいモノの距離を設定して、その距離以外の背景をぼかす機能です。
あなたが持っているスマホのカメラにも同じ機構がついています。カメラは自動(AF)でピントが合うようになっています。
一方、双眼鏡のピント機能は、手動で調整が必要です。
ピントを調整するには、双眼鏡の上部にあるピントの調整機構を回します。
双眼鏡をのぞいた時には、ピントがずれていて、ぼやっとしています。野鳥の距離に合わせて、ピントを調整することにより、野鳥をくっきりと見れます。
野鳥を双眼鏡で観察する
双眼鏡を外に持っていくにあたり、双眼鏡には首から掛けれるストラップをつけてください。
双眼鏡が胸あたりにかけられている状態が、いちばんすばやく双眼鏡を操作できる状態です。
双眼鏡をポケットに入れるとタイムロスが出たり、いちいち出すのがおっくうになったりするので、オススメしません。
気軽に双眼鏡をのぞける状態に保つのが、大事です。
野鳥を見つける
外に出たら、野鳥を見つけましょう。
野鳥を見つける方法としては、以下の方法があります。
- 野鳥の姿を追う
- 野鳥の動く音を追う
- 野鳥の鳴き声を聞く
「あれ、野鳥かな?」と思ったら、双眼鏡をその方向に向け、のぞきましょう。
野鳥を双眼鏡でくっきりと見る
双眼鏡をのぞいたら、野鳥が見えるか確認しましょう。もし、双眼鏡の視界内に動くモノが見えたら、野鳥の可能性が高いです。
つづいて、野鳥がくっきりと見えるようにピント調整します。
野鳥がくっきりと見えるようになったら、野鳥を観察しましょう。
野鳥のしぐさや習性などをつぶさに観察します。
ときには糞をしたり、羽繕いをしたり、貴重な場面にも立ち会えるでしょう。
本記事では、野鳥を観察するための「双眼鏡のつかいかた」を解説しました。
野鳥観察は積み重ねの趣味です。野鳥を何回も観察することが大事です。野鳥を観察するたびに、いままで知らなかった野鳥のしぐさや習性を発見して、面白いですよ。
いますぐ双眼鏡を入手して、野鳥を観察しましょう。