野鳥を撮ると一言にいっても、1枚の野鳥写真を撮るまでのステップは、いくつかあります。
本記事では、超望遠カメラを購入済みのひとにむけて、「野鳥写真のとりかた」をこまかく解説していきます。
- 野鳥撮影初心者
- 野鳥の写真を撮りたいひと
野鳥写真を撮るために必要ステップ
野鳥の写真を撮るには、以下のステップが必要です。
- 野鳥を撮る場所を決める
- カメラを準備する
- 外に出て撮影場所まで移動する
- 野鳥を探す
- カメラで野鳥の写真を撮る
- 野鳥写真がうまく撮れているか確認し保管する
上記ステップを何度も実施していくことで、ひとつひとつのステップが洗練されていきます。
野鳥を撮る場所を決める
自分の身の回りの地域で野鳥がたくさんいる場所を探しましょう。
野鳥がたくさんいる場所で野鳥撮影を行うことが望ましいです。
たまには、遠出して野鳥を撮影するのも趣があっていいでしょう。
カメラを準備する
野鳥撮影のために、カメラを準備します。
カメラは、「カメラ本体」+「バッテリー」+「SDカード」の3点で構成されます。
かならず、上記3点の準備が完了しているか確認してから、外出します。
外出前に写真が1枚撮れるか確認して、外出すると完璧でしょう。
SDカードやバッテリーを入れ忘れて撮影場所に到着し、家に取りに戻るなんてことが発生しないようにしましょう。
外に出て撮影場所まで移動する
撮影場所まで移動しましょう。
移動する間に、天気を確認したり、いつまで撮影するか考えたり、撮影の見込みを立てておきましょう。
このあと、天気が悪くなりそうな場合は、早めに引き上げるようにしましょう。
撮影場所が近くなってきたら、レンズカバーを外し、いつでも撮影できる状態にします。
野鳥を探す
撮影場所に到着したら、野鳥を探しましょう。
野鳥はいろんな場所にいます。
- 木の上
- 上空
- 地面の上
- 草むら
- 川の水面
いろんな場所に目を配らせ、野鳥を見つけましょう。
もし、肉眼で見つけるのが難しい場合は、怪しいと思ったところを超望遠カメラで拡大してみましょう。
ただの葉っぱだと思ったら、野鳥だったということがあります。
カメラで野鳥の写真を撮る
野鳥を発見できたら、超望遠カメラで野鳥の写真を撮影します。
野鳥の写真を撮影するポイントは、以下です。
- 野鳥が適切なサイズになるようにズームする
- 野鳥にピントが合うように調整する
- シャッターを何回も切る
- 撮影モードはAUTOモードでOK
野鳥の写真撮影は、限られた一瞬の時間で撮る必要があります。
準備にあまりに時間がかかりすぎると、野鳥は逃げてしまいます。
限られた一瞬の時間でカメラの設定を調整して、野鳥を撮ることは難しいです。
野鳥が逃げた後に悔やんでも、逃げた獲物は取り戻せません。
そのため、野鳥を撮るときは、カメラの設定をAUTOモードにしましょう。
カメラの設定をAUTOモードにしたら、野鳥を見つけます。
野鳥にカメラを向けて、シャッターボタンを軽く押します。
すると、野鳥に対して、ピントが合います。
野鳥の手前に障害物があると、ピントが合わないことがあります。
ピントが合わない場合は、カメラの向き先をすこしずらして、もう一度、シャッターボタンを軽く押します。
野鳥にピントがあったら、シャッターボタンを強く押します。
すると、野鳥の写真が撮れます。これだけです。
とにかくシャッターボタンを何回も押して、より多くの野鳥写真を撮りましょう。
そのなかから1枚、奇跡的な写真を見つけます。
野鳥写真がうまく撮れているか確認し保管する
外で写真撮影しているときは、撮影に集中しましょう。撮影場所での写真確認は、すこしなら構いませんが、本格的に写真を確認するのは、家で行います。カメラの液晶画面で確認したところで、ピントがきちんと合っているかまでは、判別できないため、時間の無駄です。
家に帰ったら、カメラからバッテリーを取り出し、充電します。
カメラからSDカードを取り出し、パソコンに入れます。
パソコンで写真を一枚一枚確認して、キレイに撮れている写真のみに選別して保管します。
うまく撮れていない写真は持っていても仕方がないため、削除しましょう。
野鳥写真の選び方のポイントは、以下の記事に纏めています。
以上、「野鳥写真のとりかた」について解説しました。
野鳥撮影の数をこなしてルーティーン化して、無意識で野鳥撮影を行えるようになりましょう。