野鳥の鳴き声を録るための「マイクのえらびかた・つかいかた」を解説します。
外を歩いていると、日常の生活音に交じって、野鳥の鳴き声が聞こえてきます。
普段意識していないかもしれませんが、耳を澄ますと、野鳥の鳴き声はどこででも聞こえるものです。
野鳥の鳴き声を録るために、マイクを購入しましょう。
- 野鳥の鳴き声に興味を持ちはじめたひと
- 野鳥の鳴き声の録音をしたいひと
マイクのえらびかた
マイクを利用するシーンとして、以下の2点が考えられます。
- マイク本体で録音する
- マイクをカメラと接続し録音する
マイク本体で録音する
マイク本体を外に持ち出して、音だけを録音します。
この方式ができるのは、ICレコーダーなど、マイク本体に録音機能がついている機種のみです。
マイク本体を外に持っていき、録音ボタンを押せば、気軽に録音できます。
野鳥の鳴き声だけを取りたい場合は、ICレコーダータイプのマイクを選びましょう。
SDカードを忘れずに
ICレコーダータイプのマイクの場合、録音するために、MicroSDカードが必要です。
マイク本体と忘れずに、MicroSDカードも用意しましょう。
マイク用のMicroSDカードは、とくに、ハイスペックは要求されず、容量が64GB以上であれば問題なく使用可能です。
マイクをカメラと接続し録音する
マイクをカメラと接続して、映像と音声をセットで録ります。
この方式ができるのは、外付けマイクや、音声出力機能付きのICレコーダータイプのマイクです。
おススメするのは、ICレコーダータイプのマイクです。
ICレコーダータイプのマイクであれば、マイク本体だけで野鳥の鳴き声が録音できる。マイクをカメラと接続して映像と音声をセットで録れるため、一石二鳥です。
マイクのつかいかた
マイクの準備ができたら、野鳥の鳴き声を録音しましょう。
マイクをもって、いざ外へ。
マイク本体を操作しながら、マイクのつかいかたをマスターしましょう。
マイクの特性を考える
マイクの種類によって、どの方向の音が録れるのか、異なります。
まずは、購入したマイクの特性を考えましょう。
- 指向性 ー マイクを向けた方向の音のみ録れる
- 無指向性 ー マイクの周囲の音声がもれなく録れる
指向性のマイクは、野鳥が鳴いている方向にマイクを向ける必要があります。
無指向性のマイクは、野鳥が鳴いている方向はあまり意識する必要がありません。
マイクで野鳥の鳴き声を録音する
マイク本体で野鳥の鳴き声を録音するときは、マイクの録音ボタンを押すだけです。
カメラに接続して野鳥の鳴き声を録る場合は、マイクの音声出力ポートからカメラの音声入力ポートにケーブルをさして、録音ボタンを押しましょう。
カメラと接続する場合は、可能であれば、カメラのシューマウントにマイクを固定します。
録音するときは歩かずに静止した状態で録ります。歩くと、雑音が入って聞くにたえません。
なるべく静かな場所で野鳥の鳴き声が聞こえる場所を探しましょう。
雑音が入ると、野鳥の鳴き声がかき消されてしまいます。
録音中、歩行者や自転車が通ると、雑音が入ってしまいますが、致し方ありません。チャンスをうかがいましょう。
満足いく音声が取れたら、完了です。
マイクで野鳥の鳴き声を録る際のポイントは以下の3点です。
- マイクを固定する
- 録音中は静止した状態で録る
- なるべく静かな場所で野鳥の鳴き声を録る
以上、野鳥の鳴き声を録るための「マイクのえらびかた・つかいかた」を解説しました。
この記事を参考に、野鳥の鳴き声の録音に取り組んでみましょう。